2013年11月10日日曜日

「進撃の巨人」


うむ。大人買いである。アニメが終わってから買って良かったと思う。12巻目は12月に出るそうな。後から配達とのこと。

2013年11月4日月曜日

「古希の雑考」岸田秀


 そうかぁ。10年前と日本の状況は変わっていない
ますます日本の「政治家」は蛇蝎のように嫌われ、尊敬もされない。だから人材も集まらない。
仕事をする人にとってはやっぱり、尊敬されること、感謝されることが大切だが、この国の国民は政治家を罵倒することが好きなのだ。尊敬もされない職業に就くのは、金儲けと権力が好きなレベルの低い人間になって当然である。
  
岸田秀はアメリカを「精神分析」した。
太平洋戦争末期、これでもかというほど日本人を虐殺したアメリカである。
東京大空襲10万以上、大阪大空襲6万、広島・長崎原爆、沖縄で20万以上を焼き殺した。それを念頭に、
「アメリカという国は敵を追い詰める習慣がある。その所以は建国の事情にまで遡る。かつてインディアンを虐殺してそのほとんどを滅ぼし、国家を建設した。そしてそのことを正当化した。この正当化がアメリカ国家の基盤である。この正当化が崩れればアメリカは滅亡する。本質的に危なっかしいこの正当化を是が非でも維持するためには、それが正しいことを繰り返し何度も証明しなければならない。アメリカが敵を追い詰め虐殺するこの行動パターンを、かつての日本、ベトナム、イラクに対して脅迫的に反復したのはそれなりの理由がある。
 そして自分たちによって追い詰められた側のメンタリティーには全く無神経、無理解である。なぜなら、追い詰めた相手がいかに傷ついて苦しんでいるかを理解するなら、不可避的にかつてインディアンに対して行った行為に罪悪感を持たざるを得なくなり、アメリカ国家を支える正当化が崩れるからである。アメリカは相手の悲惨さに対する、人間が当然持つような感受性を抑圧することで成り立っている国なのである。
つまり、いやが上にも自分の正義を強調せざるを得ない国であり、相対的に見て敵にもいくらかは言い分があるのではないかという立場に決して立たない、いや立てないのには、自分たちが百パーセント正義で相手が野蛮な悪人であるということでインディアンの虐殺を正当化したという歴史的背景があるからであり、単なる気分的な身勝手さではない」

2013年10月30日水曜日

「街場の文体論」「独立国家の作り方」「中国化する日本」

「街場の文体論」内田樹
「独立国家の作り方」坂口恭平
「中国化する日本」与那覇潤
しばらく前に読んだ本達。
  
・「街場の文体論」
授業で語ったことを書き起こしたもの。何が大切で何が必要なのか、諄々と説いていく。この人は合気道もやっていて、身体と言葉を一致させているような、言語というか、日本語の話し言葉と書き言葉の差異を埋めていくような話し方、いや、書き方か。読み終わって背筋が伸び、すっきりします。
  
・「独立国家の作り方」
この人、統合失調症だったかな? とにかく前へ進もうとする自分と動けなくなる自分と闘っている。意外にグローバルってのは個人が自由になるのかも、と思わせてくれる。
  
・「中国化する日本」
中国の北宋時代にいったん中国は成長しきって、資本主義、文治主義を整えたような感じがあり、日本の現状はそれと酷似しているそうだ。

歴史関係の本を読むのは「新しい解釈」が必要になっているからなんだけど、こういう思考実験的な解釈はとても面白い。人間の歴史はとても面白くて、現代の世界は道具、ツールが発達しているだけのような気がするが、本当はそのツールに振り回されているのではないか。

2013年10月26日土曜日

星の王子様



星の王子様」
今年の夏、新装版で久しぶりに読み返した。
聖書に次ぐロングセラー。隣は何故かウワバミのぬいぐるみ、木工品、、、ただ、新装版では「ボア」になっていた。悲しいな。少しの変更でも話にのめり込めなくなったりして変わるのだよ。寂しいね。

相変わらず、涙腺が弱くなったのか、ずっと涙が出ていた。

2013年7月25日木曜日

「英国一家 日本を食べる」 「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」


「英国一家 日本を食べる」マイケル・ブース
「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」川上和人
最近読み終わった本。HONZで書評を読んで購入。

・「英国一家 日本を食べる」
  知らないところが随分出てくる。英国人でありながら日本人脈の豊富さ。とにかく食べることに関しての興味は尽きない。それにしても家族連れで来ながら、単独行動も多く、男性視点での日本食批評となっている。礼賛ではない。誉めてはいるが。行動力は大変なものである。おりしも英国、欧州では日本食ブームがあり、参考にしておいても良いかも。内容に突っ込む必要は無いと思う。

・「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」
  語り口で好き嫌いが出ているが、おいらは好きだな、こういう感じ。おまけに付けたのは「ニュートン2001年11月号」。恐竜は確かに絶滅に近いところまでいったが、実は鳥に進化していた、と驚いたのが12年前だった。結構面白いですよ。
日本での恐竜人気は今ひとつなんだが、それは恐竜化石がほとんど出ていないからだと思う。そもそもそんなに古い地層が残っていないからな。
恐竜が鳥に進化したということで、またまた面白くなっているのが、恐竜の話。だけど、おいらが一番知りたい巨大恐竜(草食系)の40トンにもなる生き物が、どうやって移動していたのか想像としての話もない。まぁ、どちらかというと絶滅したのはその竜盤目である草食竜達。鳥類学者は肉食竜が好き、らしい。

2013年7月17日水曜日

「漂白される社会」開沼 博
「知の逆転」
「キャサリン・カーの終わりなき旅」トマス・H・クック
かなり前に読み終わったのだが、それなりに忙しかったので。
 
・ 『漂白される社会』
ダイヤモンドオンラインに連載されていた時と内容はあまり変わらないが、まとめて読むとそのルポの深さが身に凍みる。我々が目を背けている世の中、今の日本の社会の際(きわ)の話だ。シェアハウス、移動キャバクラ、売春島、、、それなりに売れた本なので書評もかなり書かれている。しかし、どうしようもない。いたたまれなくなることもあるのだ。知らないから、知ってしまう。
 
・ 『知の逆転』
凄い人たちが居る。それでも世の中は流されていく。だけれど、きっと、絶望だけではないと。勇気がわいてくるのも事実。
  
・『 キャサリン・カーの終わりなき旅』
なんともいえない、やり場のない静かな怒りと諦め。
つらい。救われることのない話でもあるが、一気に読んでしまった。
どこかにあって、どこにもない、記憶にあって、記憶にない。
救われることを小説に求めるのならば、お薦めはしない。

2013年6月25日火曜日

「え、なんでまた?」宮藤官九郎
「岳飛伝 五」     北方謙三
クドカンはジャケ買い。
朝ドラで、「さすが天才だ」と言われているから面白いかと思って買ったが、さほどではなかった。ただ、今回の”あまちゃん”は大人計画ががっつり絡んでるんだね、が分かった。脚本も、芝居も、バンドもやってる、てのはやはり自力が違う。
ちなみに、台詞というのはやっぱりライブだな。
名言とは違う。ライブなんだな。

岳飛伝は失速気味。
やはり人間が作り出したものの中で一番わかりにくい「国」を、その誕生から滅亡まで人を通して描くのは難しい。でもね、登場人物が良い。
こういう奴らと仕事したいな。

2013年5月28日火曜日

写楽 閉じた国の幻

なんか、疲れている。笑いのめしたい。 「」 歌舞伎について面白いことがに書いてある。 「歌舞伎を知らない人が見たら、じいさん、いい年をした男が白粉を塗りたくって、決めポーズをやたらと取る、こんな見世物は確かにない。笑うしかないだろう」 確かにお笑いとして世界に通用すると言うことなんだな。 面白い見方だ。 梨園だ、民族文化だ、なんてのは飛んでいって、お笑いなんだな。それだけなんだ。

2013年4月19日金曜日

「幽霊人名救助隊」「ペンギンハイウェイ」「美女と竹林」「夜は短し 歩けよ乙女」

「幽霊人名救助隊」高野和明 「ペンギンハイウェイ」森見登見彦 「美女と竹林」
「夜は短し 歩けよ乙女」  
何だかこういう暗い日常を明るくしてくれる4冊
高野和明のこの小説は優しくなれる
森見登見彦の「ペンギンハイウェイ」は何というのかな、「砂の女」を想い出したのは間違いだが、ファンタジーとしてホッとする
「美女と竹林」「夜は短し 歩けよ乙女」 馬鹿馬鹿しさがうれしい
 ノンストップコメディである