2013年7月17日水曜日

「漂白される社会」開沼 博
「知の逆転」
「キャサリン・カーの終わりなき旅」トマス・H・クック
かなり前に読み終わったのだが、それなりに忙しかったので。
 
・ 『漂白される社会』
ダイヤモンドオンラインに連載されていた時と内容はあまり変わらないが、まとめて読むとそのルポの深さが身に凍みる。我々が目を背けている世の中、今の日本の社会の際(きわ)の話だ。シェアハウス、移動キャバクラ、売春島、、、それなりに売れた本なので書評もかなり書かれている。しかし、どうしようもない。いたたまれなくなることもあるのだ。知らないから、知ってしまう。
 
・ 『知の逆転』
凄い人たちが居る。それでも世の中は流されていく。だけれど、きっと、絶望だけではないと。勇気がわいてくるのも事実。
  
・『 キャサリン・カーの終わりなき旅』
なんともいえない、やり場のない静かな怒りと諦め。
つらい。救われることのない話でもあるが、一気に読んでしまった。
どこかにあって、どこにもない、記憶にあって、記憶にない。
救われることを小説に求めるのならば、お薦めはしない。

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